鈴木淳也さん

菊池 一代さん(きくち かずよ)

大阪府出身。能登出身の夫とともに能登に移住。2015年1月に「ほぐし屋 能登」を開業。

ほぐし屋 能登
鳳珠郡能登町宇出津タ-65-12(宇出津総合病院前)
TEL0768-62-2555
営業時間 10:00~20:00(最終受付16:00)
定休日 日・祝
営業内容 全身もみほぐし、タイ古式、足つぼ、顔つぼ(いずれも出張可 別途500円~)
Facebookページ:https://www.facebook.com/hogusiya.noto

Uターンの夫と、大阪から移住。
本場タイ仕込みのリラクゼーションサロンを開業。

リラクゼーションの仕事。

今のような施術の仕事を始めて13年になりました。タイ人の母も、タイでマッサージ師をしています。その影響もあり、本場のタイ古式を現地で学びました。タイでは、国自体が観光客にマッサージを奨励しており、学校がたくさんあります。タイを訪れる観光客のほとんどが、寺院観光後などに受けているのではないでしょうか。

整体、オイルトリートメント、足ツボの店でも経験を積み、3年後に大阪で自分の店を開業しました。主人とも大阪で出会いました。私が先にこの仕事をしていて、遅れて彼がやってきました。だいぶ後輩になります。

商店街の空き店舗で、サロンを開店。

能登に来てまず感じたのは、リラクゼーション店の少なさ。「みんな、日頃の疲れをどうしているのかな?」と疑問に感じました。最初は店舗を構えず出張施術サービスでスタートし、知人の店に施術用ベッドを持参するなどしていましたが、迷惑になっていないかと、自分の店を開くことにしました。

宇出津総合病院向かいの空き店舗を借り、2015年1月に開店。以前は喫茶店だったそうです。大阪の知人に、空間のサイズだけ伝え、店舗デザインから、材料の用意、現地での設置までしてもらいました。知人は能登に来てみたかったようです。

寝たきりや外出困難の方、介護者の疲れを癒す。

寝たきりの方の家にお邪魔する出張サービスは、今でもしています。大阪の店の頃は、お客様のご自宅まで出張することはありませんでした。お身体が不自由になると、外出もできなくなります。「施術で身体が楽になり、癒された」と言っていただけます。介護をしている側の方も施術を受け、元気になられることが嬉しいです。

開店から1年で、リピーター増。

能登では、都市部に比べてリピーターのお客様がとても多いです。人と人のつながりが深いため、紹介で来て下さる方も多い。開店当初は、「一気に来られても対応できない」と、チラシも作らず、口コミだけでスタートしました。方言のヒアリングには自信がありませんでしたが、地域の皆さんが優しく教えてくれました。

お客様のなかには、東京や名古屋などから来られた移住者も多いです。都会でサービスを受けていて、「能登でも探していたところ、やっと見つけた」とよく言われます。都会から移って来られた移住者仲間の存在は、心強くて嬉しいです。

能登に合わせて「ほぐし屋」と命名。

サービスのメインは、「全身もみほぐし」です。店舗のネーミングは自分で決めました。大阪では全く違う名前(「アジアンリラクゼーション・タイバンコク」)で、タイ古式をメインに営業していましたが、年配の方にも分かりやすいことを配慮し、能登に合わせた名前を考えました。能登の人は、「ほぐす」という言葉を使う方が多かった。それを活かして「ほぐし屋」としました。

移住当初は旅行気分。

実は、最初に大阪から来た時は、長く住むつもりはありませんでした。主人の母の急病で、主人が一人で能登へ行くことにしたものの、いつまで離れて暮らすことになるのかわからない状態でした。家族は一緒にいるべきだと思い、全員で引っ越してきました。子どもは、以前に能登に来たときの楽しかった印象があったようで、友達と別れるのはさみしいけれど、転校しても良いと言ってくれました。

来て最初のうちは旅行気分が続いていたのですが、交通の不便や病院のことなど、長年住み慣れた都会との違いも痛感しました。住人も少なくなり、空き家が増え、「この先、この町はどうなるのかな?」と心配が募りましたね。大阪や兵庫の特に便利なところに住んでいたので、余計そう感じたのかもしれません。

先に弱い部分が気になりましたが、素敵な部分もだんだん見えてきて、子どもたちも自ら遊びを見つけている様子で、それでようやく、「住んでいけそう」と思えるようになりました。

長尾(なご)はいいとこです!

お母さんが亡くなり、おばあちゃんが能登町内の長尾地区に一人で住んでいました。主人はおばあちゃん子だったので、同じ敷地内に家を建てて住むことにしました。

長尾(なご)地区はいいところです。春になると、山に入ってタケノコや山菜を採り、秋はお祭りで大盛り上がり。冬は屋内にこもりがちになるので少し寂しいですが。夏は特に大好きです。五色ケ浜があるので、夏になると子どもは海に潜るのが好き。子どもは3人、一番下の子は能登で生まれました。最初は砂浜を歩くにもいろんな虫に恐る恐るでしたが、今では逆に昆虫探しに飛び出していくなど、能登の遊びに馴染んでいます。

夏には、大阪の友人を呼んで海で遊び、家でバーベキューをしました。大阪時代にはできなかった遊び方です。友人たちも、魚、野菜、米の美味しさに感動して、「毎年来たい」と言ってくれています。楽しんで暮らしています。

(2016.3月インタビュー)

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(C) 2015 能登町定住促進協議会