「仕事ないし、帰ってこんでいいわいや」あの頃は、誰もが口癖のようにそう言って、子どもたちを送り出した。人がいないから、あそこの学校は廃校になった。人がいないから、あそこの祭りはキリコが上がらなくなった。人がいないから、あそこの商売はむずかしくなった。このままだと30年後には町がなくなってしまうとも言われた。突きつけられた「消滅可能性都市」という現実。あの頃、私たちはこの町の将来をあきらめていたのかもしれない。でも、今は違う。この町には、世界に誇れる魅力的な仕事がある。この町には、地域のことを真剣に考える若者がいる。この町には、確かな幸せがある。自然と文化を守り伝える町の姿を見て、そう思うようになった。だからもう、私たちはあきらめない。
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