能登町 住民メッセージ
1994年生まれ。宇出津出身。能登高校(地域創造科)を卒業後、地元の会社に就職。能登町出身の若者たちで結成された「能登活勢会」のメンバーとして、能登町を元気にすることを目的としたさまざまな活動に携わっている。
はっきりは覚えていないんですけど、中学生のときに友達や家族に「町長になる」と公言してたそうです(笑)。母はブティックを経営。商店街で生まれ育ったこともあって、宇出津の町には人一倍愛着がありました。
子供の頃から商工会の集まりとか、大人たちが町のために何かを考えたり話し合う場所に連れていかれることが多くて。そういう大人たちに憧れていたんだと思います。
「能登町に観光客を呼ぶためにはどうすれば良いか」といった授業を受けるうちに、能登のことを考えるのが楽しくなって。その頃からはっきりと自分の力で地域を盛り上げたいという意識が芽生えてきました。
高校生のときに友達から「バイトの先輩たちが集まって、能登を元気にする会を作るらしいよ」という話を聞いて知りました。
「自分ら作っていかにゃ、ここ(能登町)にいても面白くないやろ!」というスタンスに共感しました。楽しいことを自分たちの力で生み出そうとする先輩たちは、私にとって憧れの存在でした。
とくに知り合いもいなかったので、あらゆる場所で「活勢会」に入りたいアピールをしていて…。それを見かねたメンバーのひとりが声をかけてくれました(笑)。
20〜30代の能登町在住者を中心に十数名。女性も何人かいます。
宇出津の盆踊りと新年のカウントダウン花火。ヨバレの雰囲気を味わいながら宇出津の飲食店を食べ歩きできる「よバル 宇出津バルまつり」。大きなイベントはこの3つです。
地元の特産を使った「めが焼き」。イベントでも販売しています。
メガラスの「めが」です(笑)。とあるおウチのヨバレの一品からヒントを得たもので、いしる風味のたこ焼きの中身がメガラスになっています。能登ではイカの口をメガラスと呼んで、家庭でも親しまれているんです。最近では姉妹都市の千葉県流山市で、能登町のPRも兼ねてふるまってきました。
第一回目の宇出津の盆踊りです。何年も前に取りやめになった盆踊りを復活させるのも、「活勢会」が結成された理由のひとつ。町の人から感謝の言葉をたくさんかけられて、反響の大きさを感じました。
まず、第一に自分たちが楽しむこと。自分たちが楽しくないと周りも楽しくないと思うタイプなので、とにかく自分たち優先で考えます!
もっと若い子、とくに中高生に「活勢会」の存在を知ってもらう。こっちに残っても楽しいことはあるということを伝えたいです。そのためにも、とりあえず若い子を見つけたら声をかけるようにしてます。町で見かけても怖がらないでくださいね!
高校生のときから憧れていた「活勢会」の取り組みに、今こうやって自分自身が参加できていることがすごく幸せ。これからは「楽しいことは自分たちで作る」という考え方を、下の世代に伝えていくのが大切。そうすればもっともっと能登町は元気になると思います。
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