日本海倶楽部(社会福祉法人佛子園) |
募集人財:地域資源を活かした新規事業提案・推進サービス管理責任者 従来の障害者に特化した地域貢献や福祉サービスから、包括的社会の創造という考え方のもと、共に能登の地域資源を活かした新規事業を立案、実行する方を求めています!(2015年7月21日) |
障害者就労施設の挑戦
障害者就労施設として非常にユニークな取組を行う「日本海倶楽部」。もともと重度障害者を対象とする児童施設や更生施設が中心であった佛子園が初めて取り組む本格的な授産施設として、1998年5月にスタートした。
能登半島の先端にほど近い能登内浦の高台に、地ビール工房、レストラン、牧場(ミニ動物園)等を運営し、能登半島の新しいリゾートエリアを提供している。
奥能登のリゾートエリア「日本海倶楽部」
昔から能登は発酵文化が根付いた地域。酒蔵、ワイナリー、焼酎蔵の他、鰯やイカのはらわたを発酵させて作る能登伝統の魚醤「いしり」などがある。発酵製品が大切に作られてきた地域の文化に則った事業として、障害者就労施設の作業品目としては珍しい「地ビール」製造を始めることになった。
施設が建っているのは能登半島のほぼ先端。見附島や恋路海岸、九十九湾海中公園等の近くであり、ゴールデンウィークや夏には多くの観光客が訪れるスポットとなっている。そんな自然に恵まれた土地の新たな観光名所(地ビール工場)となり、地域福祉の拠点ともなる施設をめざすという理想のもと、チェコ人のブラウマイスターを迎え「日本海倶楽部」はスタートした。
取組みはビール工場だけでない、併設するように建てられているレストラン「Heart&Beer・日本海倶楽部」。チェコ人の作った本格的な地ビールを、海の見える素敵な空間で味わえる。新鮮なビール以外にも、魚介パスタや能登牛の炭火焼き、オープングリルで焼き上げる地鶏の丸焼きやケバブ等が味わえる。
また、建物の周りは農園や緑豊かな公園となっており、海を望んだ滑り台や、ミニチュアホース、エミュー、ミニブタ等が飼われたミニ動物園もあり、天気のよい日にはのんびりとした時間を過ごせる空間となっている。
利用者のニーズに合わせた作業部門を設置
こうした公園の清掃や、動物たちの世話、農園の整備なども「日本海倶楽部」に所属する利用者たちの大切な仕事である。施設の作業部門として、ビール製造、レストラン、動物&公園整備、農業という4部門が用意されており、利用者一人一人の適正や障害程度、そして本人の希望によって所属や配置を決定している。
ビール製造やレストラン事業だけでなく、施設を取り囲むさまざまな仕事が利用者に用意されているのが「日本海倶楽部」の特色。利用者によっては外で思い切り気持ちを発散したいタイプの人、人と接するのが大好きな人、一般就労へ向けた準備をしたい人など、働くことに対するさまざまなニーズに応えている。
時代が求めるものを。
日本海倶楽部を運営する佛子園は昭和35年の創設以来、制度化される前からグループホームやホームヘルプにとりくみ、飲食フランチャイズ店やフードコートでの新しいスタイルの授産事業を展開し、子どもたちの可能性を広げるためのアート系デイサービスを立ち上げるなど、既存の枠にとらわれることなく、必要なサービスの創造に努めてきている。近年は、従来の障害者に特化した地域貢献や福祉サービスから、ソーシャル・インクルージョン(包括的社会の創造)という考え方のもと、荒廃したお寺を町おこし、高齢者福祉の拠点に再生させるなど、人と人の絆を育む地域づくり、町づくりへと事業展開を広げている。
私たちと一緒に日本海倶楽部でチャレンジしませんか。
日本海倶楽部では、たとえ新任職員でも新規事業を提案し、やり遂げるだけの熱意と使命感があれば、プロジェクトリーダーになることもできます。求めるのは輝いている人財です。 「福祉は人なり」とよく言われますが、福祉の仕事は、人がいてこそ成り立ちます。人の幸せを応援するのが私たちの仕事だからこそ、そこに関わる人にはこだわりたい。資格、経験は問いません。心底、熱意を持った方、新しいことを切り拓く情熱のある方、人と接することが大好きな方、能登の里山里海、豊かな自然資源を活かした新たな事業の創出に一緒にチャレンジしてみませんか。
事業データ
企業名:Heart & Beer 日本海倶楽部(社会福祉法人佛子園)
担当者:サービス管理責任者 竹中 誠
所在地:〒927-0605 石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
連絡先:TEL 0768-72-8181 / FAX:0768-72-8282
日本海倶楽部 URL:http://www.nihonkai-club.com/index.shtml
佛子園 URL:http://www.bussien.com/nihonkai_club/index.html